なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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出世している人の行動パターンを分析する

 

 仕事というのは複雑に見えていても、実際には単純な仕組みだったりする。少なくともある程度までは、うまくいく方法をパターン化することが可能だ。

 職場で手っ取り早く成果を出したいと思っているのなら、成果を出している人のやり方をパターン化するのがよい。

営業はほとんどがパターン化できる
 多く人が、営業の仕事は得意、不得意があると考えている。だが実は営業ほど誰にでもできて努力が報われやすい職種はない。
 営業成績がよい人の行動には必ず共通点がある。例えば注文をたくさん取ってくる営業マンは、ほぼ一定の訪問回数のうちに成約に至っている。ダラダラと何回も訪問してようやく注文にこぎつけるということはあまりない。

 このことはややもすると、デキる営業マンはトークが上手なので、少ない回数で成約に至るのだと考えがちである。だがパターン化して考えるならば発想は逆になる。デキる営業マンは訪問回数が少ない。ならば自分も訪問回数を減らせばよいのである。つまり数回訪問してダメならさっさと諦め、次の顧客を訪問するのである。
 
 実際、デキる営業マンが成績を上げている理由は、見込みがなさそうなところはすぐに諦めているからということが多い。もちろんそのためには新規訪問先を常に確保しなければならず、ここは努力が必要となる。だが件数は努力をすればある程度は稼ぐことができる。あとはムダな客に時間を取られないことが重要となってくるのだ。

 あまり難しく考えず、成績を上げている人の行動パターンをそのまま真似ればある程度成果が得られるよい例といえるだろう。

仕事の優先順位は非常識な方がよい?
 出世している人は、仕事の優先順位をつけるのが非常に上手い。これもかなり共通して見られる特徴である。社内でデキると思われている人がどんな優先順位で仕事をしているのか注意深く観察してみるとよい。意外な結果が得られるかもしれない。

 仕事ができる人の多くは、今すぐできる仕事は必ず今すぐに処理している。ちょっとした雑用やメモなど、軽い仕事ならなおさらである。ちょっとしたことであってもミスをすると後でメンドーなことになる。いわばリスク回避といえるだろう。

 また処理する案件の優先順位がよく工夫されている。デキるビジネスマンは、以下のようになっているはずだ。

 上司が求めている案件>重要な顧客の案件>重要でない顧客の案件

 会社組織に属している以上、最大の顧客は上司である。外部の顧客ではない。外部の顧客を軽視する行為は会社として損失だろう。結果的にその会社は伸びないかもしれない。だがあなたは経営者ではなく従業員である。あなた一人が会社のことを考えても意味がない。外部の顧客は平気で無視して上司の都合を優先できる人が出世するのだ。

【参考記事】
人を機能として理解する能力
【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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