なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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怒鳴る上司への対処方法

 

 職場には一定数怒鳴る上司が存在する。できることなら怒鳴られるは回避したいところだが、有効な手立てはあるのだろうか?そのためにはまず上司が怒鳴る理由を考える必要がある。

指導のために怒鳴る上司はほとんどいない
 上司が怒鳴る理由はいろいろあるが、たいていは以下の3のどれかに集約される。

 ①上司がパニックを起こしている
 ②自分は能力があると思っている
 ③指導のためにあえて怒鳴っている

 普通は③を期待したいところだが、③というケースは非常に少ない。
 ③が成立するためには、上司が優秀で、かつ怒鳴られる部下が、多少は怒鳴られた方が成長するというあまりいないタイプの場合に限られる。
 もし幸いにも③ならば、怒鳴られたことは気にせず、上司の言うことを聞いて仕事にまい進していれば、そのうち上司は怒鳴らなくなるだろう。

上司もしょせんは中間管理職 
 だがたいていは①か②というパターンである。この中で①は特に多い。上司といっても多くは中間管理職であり、その上に上司がいる。基本的に置かれている状況は部下と同じである。上司のさらに上の上司が優柔不断だったり、指示をコロコロ変えてしまうと、当然そのしわ寄せは上司に向かう。
 こういった状況をうまくコントロールできないと、精神的に軽いパニックを起こし、やたらと人に怒鳴るようになる。下っ端の場合には、あたる相手がいないので、別のところでウサ晴らしをするしかないが、部下がいるとお手軽な捌け口になってしまいがちである。

 このタイプの場合には、上司が自分自身でコントロール出来ていないわけだから、上司に期待するのは難しい。上司が抱えている問題をうまく取り除いてやるしか方法はない。まずは上司とその上の上司でどんなやり取りがされているのかを把握し、可能な限りそこでの板ばさみを解消できるよう部下が動かなければならない。

勘違い上司にはひたすら低姿勢で謝るのが得策
 ②はあまり多くないが、まれに自分は極めて有能で他人(部下)はみなバカだと思っている上司がいる。あるいは怒鳴ることが上司であることの証明と思っている人も同じカテゴリーと考えて良いだろう。

 この手の上司は指示内容の矛盾などを指摘しようものなら、さらに烈火のごとく怒り出して手が付けられなくなる。

 だが怒鳴るのを止めさせるのは比較的簡単だ。すべてに対して謝り倒すのである。最初のうちは「謝ればいいと思っているのか!」などと怒るはずだが、それでもひたすら謝っていると、怒るのを止める。あまり怒鳴っていると本人もかなり疲れてくる。また自分が頭がよいと思っているので、何を言ってもひたすら謝ってばかりの相手には「バカには何を言ってもはじまらない」と考えるようになってくる。

 このパターンで怒鳴られるのを回避していると、上司からの評価は下がってしまう危険性がある。だがこの手の上司は社内でもあまり評価されていないことが多い。異動が多く、人事異動を待つことができる職場であれば、これは有効な手段になるだろう。

【参考記事】
怒鳴ってもよい職場とダメな職場
【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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