なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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出世できない人が乱発する言葉「そんなつもりはありませんでした」

 

 出世できない人は、何かの失敗をすると、必ず「そんなつもりはありませんでした」と言い訳をする。これはプロならば絶対に言ってはならない言葉だ。
 人は追い詰められると自分を正当化しようとしてしまう。ここで踏ん張ることができるかどうかは、出世の分かれ道となる。

社内事情を挙げて言い訳することほど無意味なことはない
 何かの仕事をするにあたって、最初から相手に迷惑をかけようと思っている人などいるわけがない。「迷惑をかけるつもりなどありませんでした」というのは、当たり前のことであり、逆に、そのつもりがあったらのなら、それこそ大問題だ。
 失敗について自分を叱責している相手に対して「そんなつもりはありませんでした」と言い訳をしてもほとんど意味がないことは明白である。

 同じような話に、自分側の事情で物事を正当化するというものがある。納品が遅れて怒っている相手に対して「ウチの経理の処理が遅かったので」などと、自社の社内事情を言い訳にしている人をよく見かける。遅刻した理由に、目覚ましが鳴らなかったと言い訳しているのも同じ理屈である。

 当然のことながら、相手にしてみれば、社内事情がどうだったのか、目覚まし時計が故障したのかどうかなど関係のない話である。相手は結果に対してクレームを付けているのであって、社内事情を説明したところで、それは何の意味もないどころか、逆効果になることも多い。

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チームプレーとただの集団行動は違う
 人は責められると、つい自己弁護してしまうものだが、ここを乗り越えられるのかどうかが、ビジネスマンとしての別れ道でもある。ビジネスは基本的にチームで行うものであり、すべては結果で評価される。これがビジネスの基本原理であり、これをしっかりと理解し、行動に移せる人が優秀なビジネスマンである。

 チームで仕事をしている以上、チームとして結果が出せなかったらそれはチームの責任である。そこで「経理のだれそれが」と言っている段階で、その人はチームプレーを理解していない。また相手は、どんなつもりだったのかについて評価しているのではなく、チームとしての成果を評価している。そこで個人の名前を挙げても意味がない。

 このような人は出世の法則についても誤解している可能性が高い。出世というものは、自分でするものではない。チームの構成メンバーが自分を評価して、初めて出世というものが実現する。そのためにはチームプレーというものを十分に理解していなければならない。

 日本人は集団になることを好むと言われるが、集団で群れを成していることと、チームで仕事をするということは似ているようで違う。
 チームとして成果が上がっていないことを、チーム内の誰かのせいにするという思考回路は、チームプレーには向いていない。その人は、チームで仕事をしているのではなく、ただ群れているだけだ。

 このようなタイプの人は、チーム内で高い評価を得ることはできず、結果として出世も難しくなってくることが多い。

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