なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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何かともったいつけた言い方をする人

 

 何かと、もったいつけた言い方をするビジネスマンは多い。これは出世の大敵となるので、十分気をつけた方がよい。自分では気が付かないことも多いので、より冷静な自己分析が必要である。

自己保身と大きく見せたい願望
 もったいつけた言い方をする人には、いくつかのパターンがある。ひとつは強烈な自己保身である。「まだ最終決定になったわけではないので・・・」「正式な採用となるまでにはいくつかの手続きを踏む必要がありまして・・」「確実に売れると保障できるというものではなく・・・」などなど。とにかく自分には責任がないということをアピールしたいというオーラが満開である。

 自分を大きく見せたいという潜在的な欲望がある人も、何かにつけて、もったいを付けたり、思わせぶりな言い方をする傾向が強い。自分はちゃんとしているのだということを過剰にアピールしたい人にも同じような傾向が見られる。

 こうした言動は、周囲にいい印象を与えるはずがない。基本的にマイナス要素にしかならないので、本気で出世したいと考えているのなら、ぜったいにNGである。

 組織において自己保身することと、自己保身したいということを日常的に表現することは天と地ほど違う。自己保身願望を周囲にアピールしている人は、人望がないことを宣言しているようなものである。
 自己保身とは、自己保身しそうもない人が、突然、豹変して自己保身することに意味があるのであって、自己保身しそうだということを周囲にバラしていては本末転倒である。

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思い切って他人に聞いてみるという方法も
 周囲が不快であるにもかかわらず、こうした言動を取っているということは、その本人には周囲を不快にさせているという自覚があまりない。といよりも、自己保身だったり、自分を大きく見せたいという願望が強すぎて、周囲の印象まで気が回っていないのである。

 これは組織におけるコミュニケーションというゲームで非常に不利な立場に置かれることになる。組織の中の駆け引きは、相手が何を考え、どうして欲しいのかを先回りするゲームでもある。どれだけ多くの人の、気持ちを先読みし、それに対応することができたのかで出世ゲームの勝者が決まる。

 その点でいくと、自分のことばかりに気にしている彼等の立場はかなり厳しいということになるのだが、もったいつけたがる人は、ほとんどその自覚がない。自分がそうなっていないかを確認するためには、人の言動を見て、自分が同じようなことを言っていないか、常に気を配るくらいしか方法がないのだ。

 自分では分からないことは他人に聞いた方が早いこともある。社内では何かと不都合なので、例えば、取引先などの人で親しくなった人などに、「私はもったいつけた言い方をしていませんか?」と思い切ってに聞いてみるのもよいだろう。
 それなりに信頼関係のある人なら、意外とストレートに指摘してくれるかもしれない。時にはこうした変化球的な自己チェックも必要である。

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