なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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出世する人は、やることではなく、やらないことを決める

 

 当たり前のことだが、出世できる人は、仕事の進め方や判断が素早い。仕事を素早く進めることができるのは、仕事そのものが速いということもあるが、やらないことを決めるのが上手という側面もある。

誰にでも複数のタスクが同時進行している
 よほど単純な仕事でない限り、同時にいくつかのタスクが走っている。どのタスクを最優先し、どのタスクを後回しにするのかによって、最終的な仕事のスループットは大きく変わってくる。これは多くの人が実感していることだろう。

suteru8744 この中で特に重要となってくるのが、やらなくてもよいタスクをどう処理するかである。いくら優先順位が低いからといって、飛び込んできたタスクをすべて処理していては、いつまで経っても時間を確保することはできない。

 仕事が速い人は、優先順位の設定に加えて、「やらない」仕事を捨ててしまうことが上手なのだ。
 いくつかの仕事をやらないと決め、思い切ってそれを捨てることができれば、想像以上の時間を確保できるようになる。余った時間を重要度が高い案件に集中して振り向ければ、当然のことながらパフォーマンスも向上する。

 仕事が遅い人は、例外なく、やらない仕事まで抱えてしまっている。ただでさえ仕事が遅いのに、不必要な案件まで抱えてしまっては、成果が上がらないのは当たり前である。

まずは情報収集が大事
 では、なぜ人は、やらなてくもよい案件まで抱えてしまうのだろうか? まず、言える事は基本的な情報収集不足である。自分が所属している部署で、今どんな案件が走っており、上司はどの案件を重要視しているのか。これは下で働く人にとってもっとも重要な情報である。

suteru8797 仕事を抱えてしまっている人の多くが、こうした基本的な情報を持っていない。結果として、どの仕事が大事で、どの仕事を放置しても大丈夫なのか判断がつかないのである。

 もうひとつは、仕事の評価に対する基本的な姿勢である。指示された仕事をこなすことが評価基準と考えてしまう人は、とにかく与えられた仕事をすべてこなすことだけを考えてしまう。

 だが実際には、上司や部署が求めている仕事をこなさないと評価にはつながらない。与えられた仕事が評価対象となるものである保証は実はないのである。

 これが分かっている人は、組織や上司が求める仕事、つまり評価対象になる仕事を自分から取りに行く。

 これは人によっては、上司に取り入っていると映るかもしれない。だが結局のところ、それは上司に取り入っているのではなく、評価される仕事を確保しているにすぎないのだ。

【参考記事】
山本五十六の名言を出世にどう応用するか?
【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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