なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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出世できる人は自己のブランディングがうまい

 

 自己ブランディングという言葉がある。企業におけるブランディングと同様に、自分自身をうまくブランド化するという意味である。当然のことながら、出世できる人は、自己ブランディングが非常に上手である。

自己ブランディングは本質が大事
 だが、自己ブランディングが大事だ!とって、ブランディングに関する書籍を読みあさり、アイデンティティやポジショニングなどという用語ばかり覚えているようでは先が思いやられる。こうした専門用語もいいが、大切なのは事の本質である。

burando401 ブランディングとは、顧客が企業や製品に対して一定のイメージを持つようにするための、一連の手法のことを指している。「パナソニックの製品なら壊れない」といったイメージはまさにブランディングの結果として得られるものである。

 これを社内における自分自身にあてはめると、「営業のことはアイツに任せておけば大丈夫」「アイツは数字に強い」といったような感じになるだろう。

 この分野については社内でトップだというイメージが付けば、まずはブランディングとしては成功である。
 さらに規模が大きく、抽象度が上がってくると、「アイツはデキるヤツだと」といった話になり、最終的には「出世しそうだ」というイメージにもつながってくる。実際に出世できる人は、こうしたイメージ作りを積極的に行っているのだ。

 まずは実務的な部分からブランディングを行い、徐々に、全体的なイメージを構築していくのが望ましいだろう。

相手が存在して初めて成立する
 ただここで注意する必要があるのは、ブランディングとはあくまで相手があって初めて成立するという点である。一方的に自分が得意とするところ、自分に思い入れがあるところをブランド化しようと思っても、それは単なる自意識過剰でしかない。

burando451 ブランド化というのは、相手(顧客)が望んでいるところに、必要なものがうまくフィットすることで機能していく。ここを勘違いする人が非常に多いのだ。

 自分は足で稼ぐ営業が得意だと自負しているビジネスマンが、それをブランド化しようと思っても、足で稼ぐ営業を重視していない会社では何の意味もない。
 ブランディングにおいて最初になすべきなのは、その組織の中で、どのような人材が必要とされているのか、どのような人材が評価されやすいのかについて知ることである。

 その上で、その求められる人材像に対して、自分がどのような部分で貢献できるのかを考え、自分自身のポジションを確立していくことが重要である。

 くれぐれも、自分にとって思い入れが深いという理由だけでブランディングを試みないで欲しい。周囲から見ていて、これほどイタい状況はない。

【参考記事】
昼寝は出世に影響するか?
【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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