なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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時代で人は変わらない

 

 会社員の世界では、常に「最近の若いヤツは」という話題で持ちきりである。インターネットにもこの手の情報はあふれている。今の若い人にはなぜ覇気がないのか?といった内容について、時代背景などをベースにもっともらしい解説が加えられる。

いつの時代も若者は覇気がないということになっている
 だがこうした分析はほとんど適当である。同じ条件で昔と今を比較しているわけではないので、時代背景が若者の考え方を変化させたのかどうかは分からないのである。さらにいうと、今若者に向けられている「批判」のほとんどが、現在の中高年層が若者だった時代に、彼等に向けられていたものである。

wakamono001 最近の若者は出世欲がない、覇気がない、遊び感覚だ、といった類の話はいつの時代にも共通言語である。現在の40代が20代の時には、「豊かに育ったので全く出世欲がない」とさんざんマスメディアで叩かれていた。これは戦前のビジネス雑誌を見ても基本的に同じである。つまり時代が変わっても人の心理や行動はそうそう変わらないのである。

 ここで重要なことは、時代によって人の心理は変わっていないのに、多くの人が変わっていると感じている点だ。
 中高年社員は若い人は本当に自分達と違うと思っているし、若い社員は本気で中高年社員とはコミュニケーションが取れないと感じている。

 だが決してそんなことはない。20代の社員も10年もすればすっかり今の中高年社員と同じになり、新しく入ってくる若手に対して「最近の若いヤツは」といって説教をタレている。9割の若手社員がそうなる。これはほぼ間違いない。そしてこのことは出世を考える上で非常に重要なカギとなる。

どうせ10年後に同じになるなら
 10年後、20年後、若手に説教するタイプにならない人は2種類だけだ。ひとつは独立するなどで会社を辞めてしまった人。もう一つは出世した人である。出世できる人というのは、自覚しているかどうかはともかく、年配社員と分かり合える、もしくは分かり合えるフリができる。

wakamono002 出世は自分でするものではなく、上司が評価して初めて実現するものである。そうであるならば、若いうちから上司と分かり合えている人の方が有利なのは当然のことなのである。

 上司と「分かり合える」同僚を見て「上司に媚びやがって」と思う人も多いだろう。だが結局、そう言っている人も10年後にはすっかりオヤジになり、今の上司と同じ言動を取っているのである。そうであるならば、早いうちから上司と分かり合えた方が得策である。

 上司と分かり合えるためには、共感という概念を捨てることが重要である。将来同じ思考回路になるにしても、現在は異なる価値観を持っている。到底共感することはできないだろう。

 したがって共感するのではなく、相手の言動がどのようなメカニズムで発生しているのかを理解することが重要である。理解さえできれば、いくらでも共感したフリをすることはできるし、上司が望むものを提供できるだろう。

【参考記事】
グローバル感覚はなぜ大事か
【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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