なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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経験から学べる人と学べない人

 

 愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶというのは、かつてのドイツの宰相ビスマルクの名言だが、当然これは出世の法則にもあてはまる。とうよりも、愚者は経験から学ぶことすら難しいのが現実だ。
 経験から学ぶことと歴史から学ぶことは実はほぼイコールであり、出世できる人は、まず間違いなく歴史から学ぶことができている。

自分の評価基準が社内の評価基準と一致する保障はない
 自分はアイツより仕事ができるのになぜアイツの方が評価されるのか?このような疑問を持つビジネスマンは少なくないだろう。だが厳しいようだが、この段階ですでに歴史から学ぶことができていない。

keiken001 歴史から学ぶというのは、なにも歴史の年号や人物名を覚えることを意味しているわけではない。他人の経験も含めた客観的な事例から学習できているかという意味である。その意味で、自分が評価されないことを不満に思っているこの考え方は、客観性に欠けるのだ。

 アイツより仕事ができるという評価はあくまで自身の経験を基準した評価でしかない。本人は営業成績がよい、仕事のスピードが速いといった部分で自分は仕事ができると思っているのかもしれないが、上司や会社の評価基準はそれとは異なっている可能性がある。

 もし別な基準が存在しているのだとすると、基準と関係ないところでどんなにがんばってもその人の努力は報われないことになる。社内で評価を受けようと思ったら、まずは評価の基準がどこに置かれているのかを客観的に知る必要がある。これができる人のことを歴史から学べる人と呼ぶのだ。

社会の変化が激しいと単なる経験は無意味になる
 経験から学ぶということは、自分でやってみてうまくいったことを実践し、うまくいかなかったことは取り入れないということを意味している。同じミスを何度も繰り返したり、業務の効率を上げることができないのは、経験をうまく状況の改善に取り入れることができないからである。

keiken002 確かにこの作業ができないということは、学習能力がないということであり、これでは出世どころではないだろう。だが現実の社会は常に変化していて、経験から学んだ成功パターンをそのまま踏襲することが難しい。

 あるやり方がうまくいったとしたら、それはなぜうまくいっているのかを要素に分けて分析し、周囲の状況が変わってもそれを応用できるようにしておく必要がある。
 そうしなければ変化の激しい世の中において、経験を改善に結びつけることはできないのだ。
 その意味で、成功パターンの客観化、普遍化は避けて通ることができない作業であり、多かれ少なかれ、歴史に学ぶ必要が出てくるといってよい。

 古い世代の営業マンが昔のやり方しか理解出来ず思うように成果を上げられないというケースや、昔の対人コミュニケーション方式を頑なに通し、時代に合わなくなっているケースは社内でよく目にするはずだ。

 一方、成果を上げられる人は、時代が変わったり、転職して業界が変わっても同じように活躍できる。ひとつのやり方で行き詰まってしまう人は、経験に学ぶことすらできていないわけなのだが、実は若い人であっても多くが将来そうなる可能性を秘めている。成功パターンは常に普遍化し、時代の変化に備えておかなければならない。

【参考記事】
社内の評判と社外の評判
【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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