なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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出世する人の期待の裏切り方

 

 出世する人は期待の裏切り方が上手だ。いい意味で相手の期待を裏切ることができれば、実際以上の評価を得ることができる。仕事の出来る出来ないは絶対的な基準ではない。あくまで他人が評価するものである。
 相手の評価があってはじめて仕事ができる人と認定される。相手の期待を上手に裏切ることは、テクニックという意味以上に重要なのだ。

最初の印象はほどほどの方がよい
 最初の印象が悪い人が実は思ったよりもいい人だったというパターンと、最初の印象が良好だったが、悪い面が見えてきたというパターンでは、前者の方が圧倒的に有利になる。

 これはビジネスの世界でも同じで、仕事の能力に対して過大な期待があると、仕事をしていくうちにメッキが剥げてきて、実際以上に評価が下がってしまうケースがある。

 部署の異動や転職などまったく新しい上司やメンバーと仕事をする場合には、最初にどのような印象を相手に持たせるのかは重要である。

 わざわざ印象を悪くする必要はないが、期待値を上げすぎると後で現実とのギャップに苦しむことになる。スタートは少し控えめなくらいがちょうどいいだろう。

 米国など、最初に強気のアピールをすることが重要視される風土の国もあるが、日本はマイナス面の方が大きい。そこそこ仕事ができそう、という印象からスタートし、徐々に評価が高まってくる流れが望ましい。

期待を裏切るというのは、プラス評価であることが前提
 徐々に評価が高まってくる中で、ある時点で大きな成果を上げることができれば、その人の対する評価は一気に何倍にも膨れあがる。社内で強い印象を残す人はそのようなタイプの人が多い。

 いい意味で期待を裏切るというのは、ある程度プラス評価だったものが、意外性から強力なプラス評価に転じるという意味である。マイナス評価だったものが、急にプラス評価になるというわけではないことに注意が必要だ。

 もし徐々に評価が下がっているような場合には、その評価がマイナスの状態で継続することがないよう注意する必要がある。

 思ったほど仕事ができないというレベルならまだよいが、その評価に加えて、仕事が雑、ミスが多い、といったマイナスのイメージが定着してしまうと、その後いい成果を上げてもほとんど他人から評価されなくなってしまう。

 繰り返すが、いい意味で期待を裏切るためには、絶対値がマイナスであってはダメなのだ。期待を裏切ることが上手な人は、どんな部署でどのような仕事に就いていても、常にある程度の評価が獲得できる人である。

 仕事にムラがあり、一定の評価が定まらない人も問題である。他人からの評価に一定基準がないと、期待を裏切るということがそもそも出来なくなってしまう。
 絶対的に仕事ができない人というレッテルは貼られないかもしれないが、社内での印象は散漫で薄いものになってしまうだろう。

【参考記事】
聞かれるまで意見は言うな
【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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