なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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出世したいなら話は自己完結させよ

 

 出世できる人の話や資料には明確な特徴がある。話や資料の中でストーリーが完全に自己完結しているのだ。これはビジネスにおいて非常に重要なスキルであり、出世とは関係なく多くの人が身につけていて損はないものだ。
 もちろんこれがきちんとできれば出世の道により近付くことになるのだが・・・

新しいプランにはストーリー性が重要
 ビジネスには常に不確実性がつきまとう。不確実性のことを金融工学ではリスクと呼ぶが、一般的には超過収益はリスクから生まれるとされる。
 つまり、リスクをとらないと儲けることはできないのだ。不確実性のないものは、リスクのないものであり、要するに儲からないものということになる。ある程度リスクが存在していれば、鏡のようにクリアな状態ということはそもそもあり得ないのだ。

 だが現実はそうであっても、社内で新しいプランを通そうという場合には、それが通用しないことが多い。プランは完全で危険のないものでなければOKが出ないのだ。
 これは企業として最大の自己矛盾だが、日本の会社はそれにあまり矛盾を感じていないようだ。とにかく、不確実性のあるプランが嫌われるのは疑いようのない事実なのだ。

 そこで重要になるのが、話のストーリー性である。新しいプランの説明では、現状分析、ニーズの想定、顧客層の特定、マーケティング手法などが矛盾なく流れている必要がある。
 なぜそのプランを実行するのか?、ニーズはあるのか?、リスクはどの程度なのか?(実際のリスクはともかくとして)など、すべてが話の中で完結していて、矛盾がないように準備しなければならない。

 ここで躓いてしまうと、具体的な検討の俎上にすら載せられないことになるので非常に重要だ。

想定される質問内容はすべて資料に盛り込んでおく
 プレゼンの資料や稟議に用いる資料も同様である。ストーリーが完全に流れているだけではなく、資料の内容やデータに関して質問が出た場合には、「それについては10ページの前半に記載してあります」と答えられるようでなければダメだ。

 こういった自己完結した資料を作るコツは、そのプランに対する反応を事前に予測することにある。
 新しいプランを見た時の社内での反応や反対意見、疑問、批判などについて事前に予測しておけば、どのような流れで資料を作成すればよいのか、自然と分かってくる。

 社内での反応や反対意見などについては、サラリーマンをやっていればある程度は予測できるものだが、それでも漫然と日常を過ごしていては、いざ資料作成という時に、具体的な内容が浮かんでこなかったりする。
 やはり日頃から社内での議論を注意深く聞くことが重要となる。慣れてくれば、まるで目の前に人がいるかのように、内容が浮かんでくるだろう。

 資料が完璧であれば「確かによく出来ているが、あまりにも話がウマすぎないかね?」という質問が出る可能性がある。そうなればこっちのモノだ。
 その手の質問が出たら「実は、確率は低いので資料には書きませんでしたが、○×というリスクは確かにあります。ですが、これは十分対策が取れるものと思っています」と返せばよい。これで新しいプランは確実に社内で通せるだろう。

【参考記事】
不本意な結果を受け入れる方法
【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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