なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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セクハラが怖いなどと言う人は出世など到底ムリ

 

 最近はどの会社もコンプライアンス重視で息苦しいといわれる。またセクハラなどへの対策も強く求められており、異性の社員とどのように会話したらよいか分からないと困惑する人も多い。
 だが出世できる人にとっては、セクハラなど何も怖いことはない。このくらいのことに対処できないようでは、出世などほど遠い世界なのだ。

セクハラの基準などそもそもテキトーなもの
 ここではセクハラ対策の厳格化に関して、その是非を議論するつもりはない。そもそも会社で出世を望むのであれば、与えられた環境の中で競争に勝つことだけを考えていればよいのであって、社風に関する善悪の議論などしても意味がないのだ。

 セクハラ対策が厳格化されて怖いという人は、異性に対してどのような発言がアウトになるのか、基準があいまいだからだという。

 確かにこの基準はあいまいで、ある人にとってはまったく気にされない話でも、ある人には嫌がらせに感じるのである。ひどい場合には、あきらかにセクハラであっても見るからに魅力的な人であればOKだったりするのだ。要するにテキトーである。

 だがテキトーであることと、法則性が存在しないこととは別だ。テキトーであってもそこには明確な法則が存在している。会社で出世しようと思うのであれば、その法則性を直ちに理解し、自分の行動に応用できるようにしなければならない。基準がテキトーだと腹を立てているようではまだまだ甘い。むしろ基準があいまいなことを逆手にとって「ライバルを陥れる材料に使えるな!」くらいでなければダメだ。

対人コミュニケーション能力が試されている
 これは外部の顧客対応などとまったく同じことである。いくら人によって感じ方が違うからといって、ある顧客を怒らせるような行動を取ってしまえば即アウトである。

 社内ですべての異性に対して同じように振る舞っている人は、社内だからといって気が緩み甘えている証拠だ。
  会社は家庭ではない。出世競争の戦場である。相手によって言動を変えてセクハラのリスクを回避するなど当然実施すべきことのひとつである。

 出世するためには上司からの評価は不可欠である。だが上司にもいろいろなタイプがいて、評価基準も様々だ。少なくともどの上司がどのような好みを持っているのかを把握し、上司に合わせて行動できなければ出世の見込みはない。セクハラの件もこれとまったく同じことなのだ。

 セクハラ問題はその意味で非常にいい教材となる。ふだんから人の言動と相手の反応に注意しておくとよい。

 セクハラに限らず、人を不快にさせている人は、面白いようにその自覚がない。しかも不快なことを言われた相手はほとんどの場合、表情に露骨に不快さを浮かべているにもかかわらずだ。

 1ヶ月もマン・ウォッチングをしていれば、誰に対してどのようなことを言うと不快になるのか、だいたいの法則性は見えてくる。この作業がきちんと出来ていればセクハラなど怖くないし、あらゆる仕事に応用することが可能となる。

【参考記事】
始業時間すぐにクソをする人は出世できない
【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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