なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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仕事は押し付けるか捨てるかしかない

 

 会社の中は、いつも仕事を抱えていて忙しいそうにしている人と、余計な仕事はせずに済んでいる人に分かれている。
 いつも仕事を大量に抱えて苦しんでいる人は、要領が悪いか、余計な仕事まで引き受けているかのどちらかである。仕事を抱え込まないようにするにはどうしたらよいのだろうか?

仕事を抱えないための方法は2つしかない
 要領が悪いことと、余計な仕事を引き受けることは、実は独立した事象ではない。相互に密接に関連している。組織全体としてそれがよいことかどうかは別問題として、仕事を抱え過ぎないようにするためには、以下の2つしかない。

 ①仕事を他に押し付ける
 ②仕事を捨てる

 仕事を押し付けるというのは、まさに自分以外の誰かに仕事を振ってしまうことである。
 仕事を他人に振るという行為は、必ずしも仕事を受けてからのものとは限らない。自分のところに余計な仕事が回ってこないように事前にちょっとした根回しをすることも、仕事を他に押し付ける行為の一つである。

 組織の中には、誰かかがやらなければならないが、あまり意味のない仕事というものがある。このような仕事ばかり引き受けていては時間が何時間あっても足りなくなってしまう。
 あまりずる賢く立ち回るのも考え物だが、バカ正直にこのような余分な仕事を引き受けることはなるだけ避けた方がよい。

 組織で出世できる人は、このような仕事の交通整理が非常に上手だ。彼らはどのようなテクニックを使っているのだろうか?

結局のところ情報がすべてを決める
 余計な仕事を押し付けられないためには、組織の中でどのような仕事が発生し、それをいつまでに終わらせなければならないのかを明確に把握しておく必要がある。余分が仕事を押し付けられる人の多くが、組織内の仕事の全貌を理解していないことが多い。

 組織内の仕事の全貌を把握していれば、余分な仕事がいつ発生しそうなのか事前に予測することができ、それを回避するために行動することが可能となる。

 仕事ができる人は、仕事を捨てることも上手である。仕事の中には、誰かに割り振られたものの、一定期間を過ぎると仕事そのものの必要性がなくなったり、重要度が極めて低下するものが少なくない。

 そうなることが予見できる場合には、その仕事の優先順位を下げておくことで、うまくいけばそれを回避することができる。

 一方、重要度の高い仕事は、締め切りを過ぎることも手抜きも許されない。このような仕事は他を犠牲にしても手抜きは禁物だ。こうした優先順位が把握できていれば、余分な仕事をうまく「捨てる」こともできるようになるのだ。

 仕事の優先順位について知るためには、やはり部署の仕事の全体像を把握しておくことが重要となる。結局のところ細かいテクニックではなく、情報がすべてを解決してくれるのである。
 余分な仕事を抱えたくなければ、自分の仕事と同じように、他人の仕事についても関心を払うべきである。すべてはそこから始まるのだ。

【参考記事】
出世する人は怒られ方が上手い
【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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