なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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無理難題の断り方は出世に大きく影響する

 

 長くサラリーマンをやっていると、無理難題を押し付けられ、ババを引かされるケースも出てくる。だがこの時に対応をどうするのかで後の出世に大きく影響することになる。ババを引かされそうな時にはどう対応したらよいのだろうか?

無理難題を頼む人は多かれ少なかれ罪悪感を持っている
 人から頼みごとをされた時には、断るべきなのか、受けるべきなのかで悩むことも多い。だが受けるのか断るのかいつまでもハッキリさせないでいても得することはあまりない。どこかのタイミングでハラを決めなければならない。ババを引かされるような無理難題の場合には特にそうである。受けるか受けないのか、なるだけ早い段階で決める必要がある。

 もし頼みごとを受けて自分がババを引いても、その方が得と判断するのであればそれでよい。だがこの手の無理難題は多くの場合、受けない方が圧倒的に得ということが多い。ババを引かせようとしている相手には最初から悪意がある。それを引き受けたとしても、相手が恩義に感じて、その後よくしてくれる可能性は限りなく小さい。相手から嫌われたとしても断った方がメリットがあることの方が多いのだ。

 では無理難題をふかっけられたときには、どのように対処したらよいのだろうか?答えは案外簡単である。「正論」で押し通すのである。
 上記のように、無理難題を押し付けてくる相手には最初から悪意がある。相手はそれを十分に自覚しており、後ろめたく思っている。そのような相手には正論を淡々と述べるのがもっとも手っ取り早いのだ。

相手の態度がどうであっても対応は同じでよい
 相手が無理難題を押し付けてくる時には、多くの場合、最初は下手に出てくることが多い。「君じゃないとその仕事をこなせる人はいない」といった感じである。こういった口調に対しては、淡々と「なぜ他の人ではダメなのか?」「自分がその仕事を担当するとどんなメリットがあるのか?」といったような、ストレートな質問を返すとよい。もちろんケンカ腰にならないように口調には十分注意する必要がある。

 下手に出て相手が折れないと分かると次に出てくる作戦は泣き落としや恩をちらつかせるというやり方だ。

 この場合も基本的な対応は同じである。相手に対する同情や感謝の念は示すものの、やはり理詰めで自分がそれを引き受けるメリットについて質問すればよい。

 最後に相手は脅迫してくる可能性が高い。だがそれに対しても「おっしゃることは理解できますが、やはりお受けできません」の一点張りでよい。
 最後まで事務的に対応して断り続ければ、たいがい相手は引き下がって、別の候補者を探し始めることになる。おそらく相手はあなたのことをずっと気に食わないヤツとしてマークするかもしれない。だが責任を押し付けられて左遷されるよりはまだマシである。
 このような環境に追い込まれることはできるだけ避けたいところだが、もしそうなってしまったら、沈没しなかっただけマシと思うほかない。断り続けることに気が引けて、ババを引いてしまったら元も子もないのだ。

【参考記事】
東大話法を駆使しろ
【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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