なぜあなたは出世できないのか?-出世の教科書

ビジネスパーソン100人への取材で明らかになった出世する人の特徴

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返事は早い方が出世には断然有利

 

 出世する人は基本的に返事が早い。
 だが幸いなことに、ちょっと工夫をすれば誰でも返事を早くすることができるようになる。返事を早くすることは、誰にでも実践出来て、しかも確実に効果のある方法といえる。

即答せず結局断るのは最悪
 相手からの問いかけや誘いに対して返事を遅らせることはほとんどデメリットしかない。

 例えば行きたくない飲み会に上司から誘われたと仮定しよう。選択肢は二つに一つ。嫌でも参加するか、断るかである。思い切って断れるのであればよいが、結局行くのであれば、最初から二つ返事で参加を表明した方が上司の印象は断然よくなるはずだ。

 また断る場合でも、即答せずにさんざん引っ張った上で、結局参加しないとうのであれば、最初から断っておく方が上司もスッキリすることだろう。

 相手からの誘いに即答することで、さらに高いパフォーマンスを得ている人もいる。証券会社の営業マンであるGさんは、ある社長のところに金融商品の営業に行っていた。ある日社長がこう切り出した。

営業マンGさんの驚くべき対応
 社長「G君。会費はちょっと高いんだけど、ある会合があってね」
 Gさん「ぜひご一緒させてください」
 社長「まだ何も言っていないよ」
 Gさん「社長のお誘いならいい話に決まってます」
 社長「G君には参ったね・・」(笑)

 社長は終始ご機嫌であった。Gさんは社長が集まる会合に参加することができ、多くの顧客を獲得できた。
 Gさんのスゴいところは、相手が内容を言う前に快諾している点だ。まず相手はそこでびっくりする。おまけに「社長の誘いなら間違いないので即答しました」と相手のプライドをくすぐっている。相手はそこまですると思っていないので、Gさんへの評価が倍増する。

返事が早いのではなく最初から決めているだけ
 返事は早い方が良いといっても、何も考えずにハイハイと返事をするのは考え物だ。だがいろいろ考えてしまうと、すぐに返事ができないというジレンマに陥ってしまう。どうすれば乗り越えることができるのか?

 上記の二つの例に重要なヒントがある。二つの例は実はどちらも選択肢は最初から存在していないのである。

 上司と飲みに行くか行かないかは二者択一。この問に対する答えはあらかじめて決めておくことができるはずだ。決めてさえいれば、即答するのは簡単である。

 Gさんのケースも同様である。Gさんは重要顧客である社長からの誘いは断らないと決めているのである。どうせYesと返事をするなら、相手の上を行った方がいいに決まっている。

 返事が早い遅いは決断のスピードではなく事前の準備の問題だったのだ。これが誰にでも返事を早くすることができるという理由である。

【参考記事】
出世する人はメシを食うのが早いというのは本当か?
【関連サイト】
お金持ちへの取材で明らかになった、お金持ちになるための法則
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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